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観た。『それでも僕はやってない』
それでもボクはやってない スタンダード・エディションそれでもボクはやってない スタンダード・エディション
(2007/08/10)
加瀬亮;瀬戸朝香;山本耕史;もたいまさこ;役所広司

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観た! 凄かった! おもしろい!!

ドキュメンタリーかと思うくらい現実感があり、
役者の演技がまた素晴らしい!!
有名俳優がわんさと出演してるのだけど、
それぞれに適役で、スパイスになっている。
『半落ち』とは大違い。

この映画の主役である容疑者青年の主張が、
歯がゆいまでに通らない。
被害者の女の子は決して悪意はなく、
彼女の感じた事、事件のあった状況を振り絞って訴えます。
そこに思い込みがあったとしても無理からぬ事だと同情できます。
しかし、容疑者には主張があり潔白を訴えるのですが、
駅員は耳を貸さず、警察は犯人と決め付けて横暴な態度を取ります。
青年はうろたえ、狼狽。
なんだか分からない内に拘留されます。

当番弁護士に「罪を認めて楽になれば」と提案されます。
青年はわけが分からないでいます。
「何故?僕はやっていないのにこんなとこにいる?」
「何故僕は犯罪者にされようとしている?」
頭が真っ白になりながら本人にとって当たり前の一言を弁護士にもらします。
「・・・・・・やってないんだ。。。」

青年は無実を主張したことにより、自由がなくなります。
その後は力強い弁護士と母親、友人、親切な人々に支えられ、
裁判で闘います。
被害者の女の子の証言と青年の電車内での状況を実際に再現したり、
青年の無実の鍵を握るOLを探したりし、
99.9%有罪と言われる裁判を有利に運ぼうと躍起になります。
やがてOLを見つけるのですが。。。

裁判官、検事、刑事、被害者全て青年を有罪と思っています。
しかたがありません。
女の子は言います。
「痴漢の手をつかんだけれど振りほどかれた方向を見て彼だと分かった」と。
しかし、その手を目で追い続けたわけではありません。
途中一瞬視界から消えるのも事実です。
唯一、青年が犯人ではないと言ってくれたOLが見つかります。
しかし、彼女も青年が痴漢行為そのものを<していない>のを
見てたわけではありません。
観ている私たちは青年の無実を知っています。
いえ、観客すら彼が本当に<していない>のを見ていないんです。

プライド捨てて、闘う価値のない刑事検察裁判を見下し、
罪を認めたことにして日常生活に戻り、後悔と秘密を抱えて生きるか、
プライドと正義を信じて0.1%の勝率に掛け、
時間とお金と精神力と社会的な立場を無くすか。。。
どーしよ(T T

もう、ホント色ぉーんな意味で面白い映画です。
セリフの一言一言が「なるほどな」と感心させる意味が含まれてます。
様々な角度、様々な立場で観ると複雑で楽しさ2倍3倍です。
もし、自分が事件に巻き込まれた時を想像すると背筋が寒くなる映画です。
勉強になりますよホント^^

私はホントにやってないですけどね。。(−−



テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画


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