2008-08-13
心霊・怪談 怖い話 『牛女・うしおんな』
昨今、よく聞かれる 『牛女・うしおんな』 。
『新耳袋1巻』で紹介されてから有名になったようです。
私の実家は兵庫県なのですが、
『牛女・うしおんな = 件・くだん』
という、半牛半人の妖怪(?)の話は聞いたことがありませんでした。
ま、兵庫県と言っても広いので地域によるでしょうが。。。
その代り、と言ってはなんですが、
『件・くだん』 ではない、『牛女・うしおんな』 の話は
20年以上前に聞きました。
それは、<裏六甲(六甲山の北側)> での話です。
男二人で裏六甲を改造車で攻めに行った帰り、
夜中の山道をのんびりドライブしていました。
「もしかして、無理やり連れてこられた女の子が、
ほうり出されて歩いてるかもしれんなー」
実際に、梅田などの繁華街で強引に引っかけられて同乗させられ、
六甲山に来て強姦された後、
置き去りにれるという話が後を絶ちませんでした。
いくつものカーブを曲がりながら下山していると、
女性が一人、トボトボと歩いている後姿がヘッドライトに入ってきました。
「ホンマにおった!!」
AとBはよこしまな気持ちも手伝って、
その女性にゆっくりと近づきました。
スピードを落とし、車を横に付け、
助手席のBが窓を下ろして声を掛けました。
「下山するんやろ?乗って行き」
Bは繁華街で声をかけるような気軽さで話しかけました。
もちろん女性は無視します。
「歩いて帰ったら朝になるし、危ないよ」
「・・・いえ、結構ですから。。」
根気よく声をかけるにつれ、
だんだん女性のことが心配になってきました。
何せ、真っ暗な山道を女性がたった一人で歩いてるんですから。
「な、ホンマに危ないから乗りいよ。何もせーへんから」
二人は半ば強引に車へ乗せました。
助手席のB君が降りて助手席に女性を押し込み、
ドアを閉めて、B君は後部座席に乗りました。
「どっから来たの?」
「何で来たの?」
「家どこ?」
Aが何を聞いても「はぁ、」と、
小さく答えるだけ。
AとBはそのうち黙り込みました。
シーンとした車内のまましばらく走っていると、
「そこで止めてーーーっ!!!!!!」
と、突然女性が叫びました。
ずっとうつむいて黙ったままだった女性は、
顔を上げ前方のカーブを指差しています。
驚くAとB。
「こんなとこで降りてどうするの??」
「いいの、友達がむかえに来るからいいの」
そうは言っても暗闇の道。
AとBはにわかには信じられず、
「ホンマに大丈夫なん??」
「大丈夫だから、むかえに来るから」
「ホンマに友達が来るの?」
「友達がむかえに来てくれるから!」
ヒステリックに叫ぶ女性を見て、
AとBは女性を車から降ろします。
「じゃ、気を付けてね」
「ホンマに大丈夫なん?」
「大丈夫だから。友達がむかえに来るから」
「ほんじゃね、気をつけてね」
そう言って車を走らせました。
ゆっくりとカーブを曲がる車。
すると、後部座席のBが、
「後ろ見るなよ。」
Aは運転しながら聞き返します。
「え?何が?」
「いいから!絶対、ぜぇったいに後ろ見んなよ!」
「後ろ?何でや?」
「ええからっ!!後ろ見んな!!!」
怒鳴るBを見るつもりで、Aはルームミラーを見ました。
ルームミラーはさっき女性が指さしたカーブを映しています。
そこには下半身を失くしたさっきの女性が、
上半身だけの姿でほふく前進していたそうです。
『新耳袋1巻』で紹介されてから有名になったようです。
私の実家は兵庫県なのですが、
『牛女・うしおんな = 件・くだん』
という、半牛半人の妖怪(?)の話は聞いたことがありませんでした。
ま、兵庫県と言っても広いので地域によるでしょうが。。。
その代り、と言ってはなんですが、
『件・くだん』 ではない、『牛女・うしおんな』 の話は
20年以上前に聞きました。
それは、<裏六甲(六甲山の北側)> での話です。
男二人で裏六甲を改造車で攻めに行った帰り、
夜中の山道をのんびりドライブしていました。
「もしかして、無理やり連れてこられた女の子が、
ほうり出されて歩いてるかもしれんなー」
実際に、梅田などの繁華街で強引に引っかけられて同乗させられ、
六甲山に来て強姦された後、
置き去りにれるという話が後を絶ちませんでした。
いくつものカーブを曲がりながら下山していると、
女性が一人、トボトボと歩いている後姿がヘッドライトに入ってきました。
「ホンマにおった!!」
AとBはよこしまな気持ちも手伝って、
その女性にゆっくりと近づきました。
スピードを落とし、車を横に付け、
助手席のBが窓を下ろして声を掛けました。
「下山するんやろ?乗って行き」
Bは繁華街で声をかけるような気軽さで話しかけました。
もちろん女性は無視します。
「歩いて帰ったら朝になるし、危ないよ」
「・・・いえ、結構ですから。。」
根気よく声をかけるにつれ、
だんだん女性のことが心配になってきました。
何せ、真っ暗な山道を女性がたった一人で歩いてるんですから。
「な、ホンマに危ないから乗りいよ。何もせーへんから」
二人は半ば強引に車へ乗せました。
助手席のB君が降りて助手席に女性を押し込み、
ドアを閉めて、B君は後部座席に乗りました。
「どっから来たの?」
「何で来たの?」
「家どこ?」
Aが何を聞いても「はぁ、」と、
小さく答えるだけ。
AとBはそのうち黙り込みました。
シーンとした車内のまましばらく走っていると、
「そこで止めてーーーっ!!!!!!」
と、突然女性が叫びました。
ずっとうつむいて黙ったままだった女性は、
顔を上げ前方のカーブを指差しています。
驚くAとB。
「こんなとこで降りてどうするの??」
「いいの、友達がむかえに来るからいいの」
そうは言っても暗闇の道。
AとBはにわかには信じられず、
「ホンマに大丈夫なん??」
「大丈夫だから、むかえに来るから」
「ホンマに友達が来るの?」
「友達がむかえに来てくれるから!」
ヒステリックに叫ぶ女性を見て、
AとBは女性を車から降ろします。
「じゃ、気を付けてね」
「ホンマに大丈夫なん?」
「大丈夫だから。友達がむかえに来るから」
「ほんじゃね、気をつけてね」
そう言って車を走らせました。
ゆっくりとカーブを曲がる車。
すると、後部座席のBが、
「後ろ見るなよ。」
Aは運転しながら聞き返します。
「え?何が?」
「いいから!絶対、ぜぇったいに後ろ見んなよ!」
「後ろ?何でや?」
「ええからっ!!後ろ見んな!!!」
怒鳴るBを見るつもりで、Aはルームミラーを見ました。
ルームミラーはさっき女性が指さしたカーブを映しています。
そこには下半身を失くしたさっきの女性が、
上半身だけの姿でほふく前進していたそうです。



